2019.07.21　自分を主に委ねる

マタイ10:40「あなたがた（イエスの弟子たち）を受け入れる者は、わたし（イエス）を受け入れるのであり、わたしを受け入れる者は、わたしを遣わされた方（神）を受け入れるのである」。

イエスは十二弟子を二人一組として、ガリラヤ湖の北部周辺の町々村々に遣わし、イエス・キリストを伝えさせた。弟子たちが語る事を聞いて、彼らを「受け入れる」者は、イエスを受け入(い)れるのであり、さらにはイエスを遣わした神を受け入れる事なのだと語られた。頭で受け入れるのか、心で受け入れるのか。頭脳は情報を集め、分類・分析・検討し、整理する働きを担う。心は、それを「受け入れるかどうかを決め、実行に移す」働きを担う。タバコを止めようか、どうしようか。頭で考えている間は決まらない。決めるのは心。神を信じようか、どうしようか。頭で考えている間は決まらない。決めるのは心である。心が動かなければ、一歩も前に進まない。「頭の弱い人」とは、情報を集める力、分類・分析・検討・整理する力が弱い人。一方、「心の弱い人」もいる。自分で決められない。自信がない。うまくいかなかったらどうしよう。つねに不安がある。

イエスは言われた、「こころを騒がせないがよい。神を信じ、またわたしを信じなさい」（ヨハネ14:1）。不安を纏う自分や人に頼るのではなく、失敗も敗北もない神とキリストを信じ、彼を受け入れなさいと。

創世記1:2「地は、形なく、むなしく、闇が淵の面にあった。神の霊が水の面を覆っていた」。地球の原初の状態は、濃い灰色や黒色のガス状に覆われた星雲で、いまの完成された麗しい地球の状態とまったく違ったものだった。それを神の霊が全体を覆い包んでいた。神が語られると、霊が地球に働き、形を形成し、内容物を形成し、1:31「神がそれを見ると、はなはだ良かった」ものになった。

自分と自分がいま抱えている、いろいろな問題・課題をそっくり神に委ねよう。神の霊がそれを手の中に包み込まれるようにしよう。自分が何かをするのではなく、神とキリストにしていただく。問題・課題・自分に心を向けるのではなく、神とキリストに心を向け、神が創世記1章のようにしてくださることを堅く信じ、感謝、賛美、信仰告白で栄光・誉をささげよう。これを変えない。続ける。ハレルヤ（主を賛美します）と主をほめ、アーメン（主が言われたことを信じます。そのとおりになります）を常にささげましょう。