2021.01.01　見よ、わたしは新しい事をする

新年あけましておめでとうございます。主は昨年もすばらしい恵みと祝福をお与えくださいました。主は今年も新しい恵みと祝福をくださるとイザヤ43:19で語っておられることを感謝します。この「みことば」をアーメンと受け入れ、信じていきたいと思います。詩篇 1:1-3に、「あざける者の座にすわらぬ人は、さいわいである」（1）とあります。「さいわいである」とは神の恵みと祝福を受けるという意味です。みことばを「あざけらず」、そのままアーメンと受け入れる者を神は恵み、祝福されます。「このような人は主のおきて（みことば）を喜び、昼も夜もそれを思う」（2）。毎日、このイザヤ43:19を心に思い浮かべ、神の新しい、みわざに期待し、心をワクワクさせながら待ち望んでいく。「このような人は流れのほとりに植えられた木のようだ。時が来ると実を結ぶ」（3）。流れは聖霊を表わす。聖霊が「みことばへの信仰」を成長させてくださり、強めてくださる。そして神の時がくれば、信じた事が目に見えるかたちとなって現れるのである。

使徒行伝 3章1-10に、生まれながら両足の不自由な男性が、ペテロの言葉（ナザレのイエス・キリストの名によって歩きなさい）を聞いて、すなおにその言葉を受け入れ、イエスの名の絶大な権威を信じて、いままで一度も自分で立ったことがなかったのに、この時立ち上がろうとしたことが書いてある。彼が立ち上がろうとしたので、ペテロが手を差し伸べた。すると男の足のくるぶしがたちまち強くなって、立つことができた。生まれて初めて立つことができたので感激した。嬉しさが腹の底からこみ上げてきた。次に足を一歩前に出した。つづいてもう一方の足も出した。歩けた！喜びはさらに増し顔じゅうが笑いで満ちた。彼にとってまさに新しい事が起こったのだ。歩き回り、踊りながら、ペテロやヨハネと一緒に神殿の門を入って行った。

彼はいままで、身の不幸を嘆き、人を羨み、もがき苦しんできたであろう。人からのわずかな施しを受けて生きてきた。しかし、イエスの名を信じた事で人生が変わった。イエスの名とは何か。この名によって神への罪の赦しが与えられる（マタイ1:21）。そして、この名によって、「天のもの、地のもの、地下のもの（死の世界）など、あらゆるものが、ひざを屈める（服従する）」（ピリピ2:10）。身体も、さまざまな事態もイエスの名によって好転する。彼は、いわば信仰のモデルである。彼に倣い、わたしたちもいろいろな分野で、かくありたいと願っている事を、イエスの名の権威を信じる信仰によって、実現していただこう。イエスの名の権威を信じる信仰を昼も夜も心に告白し、神に栄光・誉をささげていこう。神に栄光を与えるなら、神から栄光を受けるようになる（ヨハネ13:32）。