2024.04.21　ヨハネがイエスさまから聞いて学んだ聖霊

　TCCは4月22日から「聖霊待望月間」に入りました。聖霊に意識を集中する時です。聖霊は神の霊であり、人格者です。聖霊さまと呼ぶのがふさわしいと思いますが、ここでは省略します。聖霊を迎えるにあたって二つの「心構え」に留意します。まず、聖霊に心を開いてウエルカム・モードになること。黙示録3:20に「（心の）戸を開くなら、わたしはその中に入る」とあるからです。また、ヨハネ1:12に「彼（イエス）を受け入れた者に、彼は神の子となる力（聖霊）を与える」とあります。「心に迎える、受け入れる」という意識をもちましょう。神もイエスも聖霊も、わたしたちを救う最も重要な方です。神は太陽、地球、生き物を創造し、生き物に必要なあらゆる環境を完備した上で人間を創造され、ご自分に似た「かたち」（霊魂）を人間に与えられました。神を認めず、従順しない者、無視する者は、本人の自覚に関係なく、罪びと、不義な者、悪人とみなされます。神は罪びとを救うために、御子イエスをキリストとして誕生させ、十字架刑にかけ、贖い（罪の赦しと救い）の代価とされました。神の霊（聖霊）はイエスを贖い主、救い主と心から信じ、神に従っていこうと決心する者に与えられます。

　ヨハネ14章に、神・イエス・聖霊と、わたしたち信じ、従う者との相互の関係が語られています。「場（所）を用意する」とイエスが言われたが、何をする場なのか。神・イエスが聖霊としてわたしたちの心の奥（霊魂）に来られ、わたしたちの霊魂と霊的な交わりをする場を用意してくださるのです。聖霊は「みことばの命と光」をわたしたちに与え、霊魂を生かし、気づかせ、みこころに適う者とし、神・イエスが定住される「霊の家」に築き上げてくださるのです。ペテロ第一2:2-5。また、14章に「みことばを守る者」を父は愛し、神・イエス・聖霊が「その人と一緒に住む」とも書かれています。「みことばを守る者」とは、心に示された「みことば」は必ず実現すると信じて、それが実現するまで信仰を告白し続け、心と霊から離さない人です。聖霊はその信仰に応えて、実現に向けて働かれます。なぜなら信仰は神に栄光・誉をささげるものであり、神を喜ばせるものだからです。ヨハネ13:32。神・イエス・聖霊とわたしたちとの、このような霊的相関関係を知り、それぞれの働きを知って、日々活用していくと、恵みと祝福が得られます。